2005年12月28日

更新一時休止のお知らせ

しばらく当ブログの更新を休止します。
次回の更新は、2006年1月5日(予定)です。
では、よいお年を。
posted by 21 at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今年を振り返る

2004年はストだの合併だので、球界問題が浮上し
マスコミは今年を「改革元年」と繰り返していました。
実際にあった「改革策」で思いついたのを挙げてみると、

・交流戦の実施
・アジアシリーズの実施
・楽天が新球団設立
・WBC開催準備
・ソフトバンクの参入
・改訂ドラフトの実施
・ファン感謝祭の実施
・ヤクルトが地域密着を打ち出す
・広島の犬(名前忘れた)

今、思い出せる分でこんな感じです。
これらの内、特に重要だったのは
・交流戦の実施
・アジアシリーズの実施
 でした。
交流戦はプロ野球界一押しの切り札でしたが、
前半は多少注目を浴びたものの
後半は飽きられてしまいました。
アジアシリーズは、来年以降に希望は繋げられたと思います。

 本年の動向
今年一番の動向は、大手マスコミが巨人戦視聴率低迷をはっきり認めたことです。
視聴者の巨人戦離れは特に2,3年前からはっきり表れていましたし
また、巨人戦の視聴率の話がゴシップ紙のレベルで出てくることは
数年前からありましたが、
複数の一般紙が巨人戦視聴率低下の記事を書いたり
テレビで「球界問題」として取り上げられたりしたのは、初めてでした。

そして、テレビ局が巨人戦中継削減を発表したのも重要です。
「削減と言っても、大して変化はないのではないか?」という意見もありますが、
プロ野球斜め読みな視点
それでも削減に向かったという事実自体は十分重いです。

 嵐の前の静けさ?
去年は球界問題が派手に騒がれたので
「今年はもっとすごいんだろうなあ」と注目していたのですが、
案外地味に2005年は終わるようです。
ただ、マスコミの巨人戦離れ開始というのは
球界問題に興味の無い人にとっては目立ちませんが、
あとで確実に効いてくるボディーブローみたいなもんだと思います。

来年にメディアが騒ぐくらいの出来事があるのかわかりませんが、
球界問題とそれを取り巻く様々な立場の人たちの行動、言動、思惑を
引き続き観察していきたいと思います。
posted by 21 at 21:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月27日

プロ野球「銭」ニュース

宮城県が楽天に支援金1440万円 自治体では初
http://www.asahi.com/politics/update/1226/007.html (asahi.com)
 [記事本文]
宮城県は26日、楽天球団が地域に長く定着することで県内経済の活性化を狙おうと、支援金1440万円を球団に交付した。県によると、自治体がプロ野球の球団に支援金を交付するのは初めて。

 この日、村井嘉浩知事が島田亨球団社長に交付決定通知書を手渡した。球団の地域貢献を期待して楽天の本拠、フルキャストスタジアム宮城の管理許可期間を10年から15年に延長することも決めた。

 島田社長は球団グッズの関連会社を仙台市内に登記移転したことや、楽天のグループ企業が来季、支店を置くことを明かした。 (記事終わり)


元来の意味からすると、企業の宣伝に対して
税金を入れることになるのでおかしなことなんですが、

・楽天は球団単独で成り立つビジネスモデルを作ると公言。
 つまり、親会社が広告費を球団に入れない。
 実際、今年は黒字。
・フルキャストスタジアム宮城の工事費を楽天が出してくれてる。
 公の施設を工事することで、地域に貢献。

という名目があるので、行政もお金を出しやすいんでしょう。

 自治体がスポーツに税金を入れることについて
やたらJリーグを「税リーグ」と言ってる人がいます。
Jのファンは聞き流しておけばいいんですが、
本当にちょっと気になってしまってる人がいるみたいなので一応。
(いや、僕はJのファンではないんですが、
2ちゃん芸スポ板の住人として「某昆虫記者」は見苦しいのでマジレス。)

自治体が音楽、芸術、スポーツ等、文化事業に税金を使うのは
住人の豊かな暮らしを実現するために、正しいことです
また、文化推進目的で作られた施設が赤字になってしまっても、
もともと利益を出すためにやっているわけではないので、全然構いません。

なので、地域文化のためになるならば、プロ野球団やJリーグのクラブなどに
税金支援をすることは何の問題もありません。

確かに、世の中には文化推進を建前にして
箱物を作ることありきで、できてしまった施設もあります。
これは駄目なことで、批判されるべきです。
よって、文化事業の名のもとに税金が使われるときに
それが適正かどうかは有権者が見極める必要があります。
ただ、文化事業の場合は必要性がわかりづらいために
税金が効果的に活用されている場合でも、
「あれは税金の無駄使いだ!」という声はあるものです。

なので、適正に使われていると判断したなら
そういう声はあまり気にしないようにしましょう。


松中 ホークスで引退
http://www.nishinippon.co.jp/nishispo/ (西スポ)
 [記事本文]
来年までの3年契約を結んでいる福岡ソフトバンクの松中信彦内野手(32)が26日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、新たに来年から4年の複数年契約を提示された。即決サインこそ避けたが、松中は「一番の誕生日プレゼント。最高にうれしい」と来年1月中にも受諾する方針だ。4年総額で最大30億円にも達する球界史上最高峰の超大型契約。実現すれば、実質的なFA権放棄となり「生涯ホークス」が確定する。(記事本文)


年7.5億。
ソフトバンクが更に球界全体の年俸バブルを加速させてる。
ほんとは年俸インフレを、
球界の長老である読売がなんとか調整すべきなんだけど
一緒になってやってるんだもんなあ。

ソフトバンクと楽天は同時に球界参入しましたけど、
性格が正反対ですね。
posted by 21 at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月25日

読売新聞「プロ野球改革を語る」 その3

記事のまとめ:読売新聞「プロ野球改革を語る」 その2

個人的な感想を。

孫とナベツネは以前と同じ。
星野が球界問題について語るのを見るのは、初めてでした。
TVで「ベッカムのフリーキックなど赤星でも蹴れる。」等、
珍発言を繰り返してきたと聞いていたので、ある意味期待していたのですが
特に暴走してなくて、半分がっかりしました。
プロ野球大好きおじさんが、正直な実感を語ったというところでしょうか。
WBC辞退について暗に阪神を批判するなど、(・WBCはエゴを捨て選手派遣を)
三人の中で一番利害関係の薄い人なので、色々突っ込んだことを言って欲しかったのですが
暴走発言を繰り返してきた星野にそれを求めるのは酷なことかしら。

 リーグの仕組み 
孫とナベツネは、さらに自由競争を推し進めたいようです。
でも、これは貧乏球団に氏ねと言ってるようなもんじゃ。
「年俸制限をやると国際競争力を失う。
 メジャーへの選手流出が止まらなくなる。」
と言ってますが、これもどうかなと。
今季ソフトバンクは渾身の年俸提示で城島を引き止めようとしましたが、
マリナーズはソフトバンクの提示以上の年俸を出してきました。
ソフトバンクのような金持ち球団さえ、
メジャーの一部球団に金銭面で勝つことができない。
他の日本の球団ならなおさらです。
しかも、プロ野球は金銭面だけでなく、
ブランドイメージでもメジャーに劣っています。
はっきり言って、もうメジャーとの競争力は負けでしょう。
大体、プロ野球は大手企業に密着しているのに対し
MLBは国・自治体に密着している時点で勝ち目が無い気がします。
パトロンのレベルが違います。
ここはもう競争力の負けを認めて
国内で頑張る方法を考える方が合理的だと、僕は考えます。

別に一流選手ばかりでなくても、盛り上げる方法はあるでしょう。
そうすると戦力均衡は大事になってくるんじゃないかと。
(ただ、今までほどの親会社の宣伝効果は望めないかも。)

孫とナベツネは、結局自分たちのアドバンテージを守るために
自由競争を唱えているだけだと思います。


 コミッショナーの権限
いくら「協約上は権限がある。」と言っても、
財布のひもを握ってないコミッショナーは、ただのおじさんです。

ナベツネの
「現行協約でコミッショナーには十分強い権限があると思う。
 そういう権限を行使したらいい。」
という発言は、根来コミッショナーを逆に牽制してるみたいで怖いです。

 ナベツネ
「巨人の人気低下というのは一時的な現象だ。」 
「欧州にももう少し野球を広めるという努力を、
 大リーグや日本、そして豪州が考えないといけない。」
今回も珍発言を提供してくださいました。
以前に「野球協約は民法や商法より強い。」と言ったり、
2004年の球界再編騒動で「たかが選手が」と本音が出てしまったり、
実は球界問題界のエンターテイナーです。
ただ、読売のトップに上りつめ政治の世界にも権勢を揮う人なので
基本スペックとしては頭のいい人なんでしょうが、
こうも普通とかけ離れた認識を持っていたり、
本音をボロしてしまったりするのを見ると
ナベツネの健康が心配になってしまいます。
そういえば、最近直腸のMRI検査も受けてました。

もう80歳近いのに、大手企業のトップをやっているのはすごいことです。
社長になるような人は、若いころの過労がたたり
早死にする傾向があるそうです。
聞いた話では、某有名材料メーカーの社長は代々早死にで
せいぜい72、3歳が限度だそうな。
ナベツネさんもそろそろゆっくり余生をすごしてみては?

 おまけ
調べてみたところ、オーストラリアにも一応プロ野球リーグはあるそうです。
しかし、プロリーグと言っても実質セミプロで
あくまでメジャーへ行くためのステップなようです。
やっぱり、オーストラリアはヨーロッパに野球広げる前に
自国で普及頑張るべきだよ…。
posted by 21 at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月23日

読売新聞「プロ野球改革を語る」 その2

前回:読売新聞「プロ野球改革を語る」 その1

インタビューアーの質問と三人(星野、孫、ナベツネ)の回答を以下にまとめます。

球界改革(人気振興面)
 星野
・「改革元年と言うにはまだまだ物足りない。」
試合のスピードアップが必要
・「野球少年は減っていない。
  ただ僕らの子供の時みたいに
  『絶対プロ野球選手になりたい』という子どもは少なくなった。

 
・メジャーリーグ流出について
 「アメリカに行かなくても、日本に軸足を置いたまま、
  世界の選手と戦える場を用意する必要がある。

 「持論だが、クラブチャンピオンシップという形で
  世界大会をすべきだ。」
・「プロスポーツは感動を売るビジネスだ。」
 「マンネリ化すれば感動が薄れる。
  今年は初めて交流戦をやり、アジアシリーズがあった。
  来年はWBCがある。
  感動を呼び起こす仕組みが大事だ。

 ナベツネ
・「目立った改革は交流試合。(中略)
  ただ、この制度が良かったか、悪かったかというのは
  もう1,2年観察してみないとわからない。」
・プレーオフについて
 「今年は1位と3位の差が20ゲーム以上あった。
  仮に3位が優勝したらファンは納得しない。

  それよりも交流試合数をもう少し増やし、
  交流試合の覇者、セの覇者、パの覇者の3者で
  ポストシーズンを争ったらいい。」
  (←でも、再来年からセもプレーオフ導入ですが…)

リーグの仕組み
社会主義的にして均衡させるべし(星野)
自由競争にすべき
 社会主義的だと球団経営の努力に意味がなくなる。(孫、ナベツネ)

株問題(阪神と楽天)
阪神球団は上場すべきでない
 球団上場禁止をもっと明確に野球協約に書くべき(三人一致)
楽天は二重保有するべきでない(三人一致)
・二重保有を禁止しないと、予算や選手が片方のチームに偏る
 危険性がある。(星野、孫)
・ある程度の二重保有は仕方ないが、限度がある。(孫、ナベツネ)

国際化
 星野
・「アジアシリーズはレベルが違って盛り上がらなかった。」
 アジアリーグを作るべき。
WBCはエゴを捨て選手派遣を 
 (←阪し…ゴホッ、ゴホッ、何でもないです。)

 ナベツネ
・「欧州にももう少し野球を広めるという努力を、
  大リーグや日本、そして豪州が考えないといけない。」
 (←豪州は野球が普及してるといえるんですかね?)
・「アジア・大洋州連合みたいなものを作ってはどうだろう。


巨人人気低下
 星野
・「東京では地域に密着しづらい。」
・「(巨人は)強くあってほしい。」
・「視聴率の低迷は放送の仕方にも原因がある。
  巨人戦は東京ローカル放送、応援放送をしている。(中略)
  非常に危機苦しいし、見苦しい。」

 ナベツネ
・巨人戦の視聴率低下について
 「プロ野球側が少し怠慢だった。
  ファンサービスとか選手強化とか力を入れるべきだ。」
 「巨人人気はかつて過半数を占めていたが今は若干落ちた。」
  理由に戦力上の欠陥を挙げる。
 「巨人の人気低下というのは一時的な現象だ。」 
 (←本気で言ってるのかな…?)
・「それに阪神とかソフトバンクの人気が出てくれば、巨人のためになる。
  全体のためにもなる。そういう時代に入っていかないと。」
 (←これも本気なのかな…?)


コミッショナーの権限
 星野
・権限がないか、莫大かは解釈の問題としたうえで
 「僕は権限があると思う。
  それを発動する勇気があるかどうか、ないか。」
 ナベツネ
・「現行協約でコミッショナーには十分強い権限があると思う
  そういう権限を行使したらいい。」

放送と通信の融合
 
・「(ネットは)あくまで補完メディアだ」
・「我々は特定の1社のテレビ局と深くなり過ぎるよりは、
  いろいろなテレビ局と全方位に、
  様々な業務提携をしていきたい。」


 各回に掲載された図
上 プロ野球の歴史年表
中 プロ野球球団を巡る資本関係
下 見るのが好きなスポーツ(春の読売新聞世論調査から)
  プロ野球、マラソン、サッカー、大相撲
  高校野球、巨人の支持率を92年から掲載

上記のうちかぎかっこ内は、
読売新聞朝刊連載「プロ野球改革を語る」より引用転載

読売新聞「プロ野球改革を語る」その3はまた後日
posted by 21 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月22日

12月22日の日記

家への帰りに電車に乗ったら
ギャル男系の高校生3人が、野球の話をしていました。
「巨人-阪神を見に行って、巨人の高橋と阪神の檜山のホームランボール取った」
とか、そんな話でした。
若年層が離れたと言われて久しいので、思わず聞き耳を立ててしまいました。
(君らのような子たちが「テレビの前で」巨人-阪神を見てくれれば、
 球界の人たちも助かるんだよ。と声をかけたくなりました。)
球界問題に興味を持つようになってから、野球に関して過敏になりました。
野球帽をかぶっている子どもがいたら、目敏く見つけてしまいます。
今シーズン中は、巨人帽を被ってる子1人、阪神帽を被っている子2人見ました。
(因みに、当方埼玉在住です。)

「巨人軍タブー事件史」(宝島社)という本の中に、
「調査の結果でははっきりと何年生まれの人までは野球みるけど、
 何年生まれの人は見ない、という変化が出てきました。」

という記述があります。
僕は、見る見ないの線引きは「昭和生まれか平成生まれか」じゃないかと勝手に思っています。
今の高校生は、ちょうど昭和と平成生まれが混ざった年代です。
だから、ぎりぎりプロ野球のことを話せたのではないかと。
今の中学生以下だと、どうなるんだろう?
球界問題を熱く語ったら、ドン引きされるんでしょうか。


読売新聞「プロ野球改革を語る」 その2 は明日書きます。

あと、12月19日「悲しきかな、地域密着」のコメント欄に関して僕から質問があるので、
「上のななし様へさん」回答下さい。(他の人でも歓迎です。)
posted by 21 at 23:16| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月20日

読売新聞「プロ野球改革を語る」 その1

今月の6日から8日まで、読売新聞朝刊にて
「プロ野球改革を語る」という計三回の連載がありました。
球界問題について三人の球界人にインタビューしたのをまとめたもので、
各回約3/4ページの結構気合の入った連載です。
インタビューされたのは
第一回 阪神の星野SD
第二回 ソフトバンクの孫正義オーナー
第三回 巨人の渡邊恒雄会長
それで、内容云々以前に読む前に思いました。

何、この素敵な人選!

ナベツネは理解できるとしても、
星野は球界問題のことよくわかってないし
孫は読売と似たようなこと言うだろうし…
明らかに読売に都合のいい人選んでるじゃん!
球界問題について話聞くなら、
えもやんでも豊田泰光でも広瀬一郎でも(球界人じゃないけど)
読売と違うこと言いそうな人間も呼ぶべきです。
せめて、オリックスの宮内オーナーとかさ…。
(ただ、結局星野が天然で後二人の反対意見も出しちゃってますけど。)
まあ、野球に関しては読売新聞に期待したらだめですよね。
てなことを思いつつ、中身を読みました。
  読売新聞「プロ野球改革を語る」 その2へ後日続く

PS
プロ野球の視聴率を語るblogに当ブログがリンクされました。
その効果はすごいもので、今日のアクセス数は普段の10倍弱です。
アクセス解析を見て、PCの前で「うおっ」と小声出してしまいました。
さすが、アメブロ野球カテゴリーで1位とるだけのことはあります。
視スラーの方って、やはり何百人もいるんだというのを実感しました。
自分が視聴率スレで駄レスをすると、何百人の人にも見られるのか…。
posted by 21 at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月19日

悲しきかな、地域密着

二つほどニュースを。
まずはちょっと前の15日の記事です。

ヤクルト 来季から球団名に「東京」
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2005/12/15/01.html (スポニチ)
 [記事本文]
ヤクルトが来季から球団名に地域名「東京」を入れることを決めたことが14日、分かった。19日に開かれる実行委員会で球団名の変更を正式に申請する。「東京」の名が入るのは前身の国鉄時代も含め球団史上初。地域密着型を目指す球団改革の一環で、ファンサービス企画「F―PROJECT」を推進する古田敦也監督(40)も実行委での承認を期待した。
(中略)
球団名に「東京」を入れるのは、就任時からの念願だっただけに無理はない。自ら推進する「F―PROJECT」は地域密着型チームが最大のテーマ。球団内には企業名もなくし「東京スワローズ」への変更を推す声もある。(←有り得ません。企業名を入れないと球団の赤字補填に税金がかかってしまう。)いずれにしろ、球団名に地域名を入れるのはこれ以上ない改革。来季から一新を検討しているユニホームにも「TOKYO」が入ることになる。
(中略)
実行委での承認は、4分の3(9球団)の賛成が必要。また、巨人も同じ東京を本拠地としていることから、同じ地域の2球団が同一地域名を名乗ることになった場合の是非が議論されることも予想される。これについても古田監督は「巨人には(今も“東京”が)ついてましたっけ?でも、2チームが(同一の地域名を)つけてもいいと思いますよ」。昨年、球界再編問題に立ち向かった前労組選手会長は、地域密着こそがこれからの球界に最も必要であることを知っている。(←ある意味ではそうだし、ある意味では違う)

 球団名に「東京」がつくのは、68年の東京オリオンズ(現ロッテ)以来38年ぶりだ。来季のヤクルトは「東京」を前面に押し出してシーズンに臨むことになる。(記事終わり)


もう一発。これは今日のニュース。

「所沢ライオンズ」誕生へ
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/baseball/dec/o20051218_20.htm (報知)
 [記事本文]
「所沢ライオンズ」誕生へ―。(←注:まだ決定ではない)西武の本拠地、埼玉・所沢市議会が、19日に開かれる議会で、球団名に「所沢」を冠するよう求める請願を、全会一致で採択する見込みであることが18日、分かった。
(中略)
これには西武側も前向きだ。西武グループの中核である西武鉄道・後藤高志社長(56)が
11月18日、日テレの番組で「例えば埼玉ライオンズとか所沢ライオンズなどの名前で、地元にチームをアピールしていきたい考えはある」と発言。今回の請願書は、この発言を受けて提出されたもので、星野球団社長も「いろいろ再編を進めている中で、そういう話も出ていたことはある。話が(鉄道から)下りてくれば考えることになるでしょう」と検討を示唆。(以下省略)


一応注意したいのは、西武の方はまだ決まってないということです。
西武は本当に所沢とか埼玉とかつけるかは少し怪しい点があります。
今まで西武に地元志向がなかったのは、各地にリゾートやスキー場を持っているため
「西武=東京郊外」というイメージがつくのを嫌ったからです。
とはいえ、球団社長が前向きな発言をしているのなら実現すると思います。

かつて、ヤクルトも西武も巨人のような全国展開を目指していました。
産経系メディアはヤクルトをプッシュし、西武は強さで人気を得ようとしましたが、
これらのもくろみは失敗に終わりました。
(これを考えると圧倒的な全国人気を誇った巨人はやはりすごいと思います。
 もちろん巨人が全国的人気を得るために、読売はかなり有利な条件を持っていましたが
 それでも、読売以外の新聞社等がことごとく全国展開に失敗したのを考えると、
 全国展開を成功させ球界の主導権を握るに至った
 読売の中枢は侮れないなあと感じます
。)
一方、近年この二球団と巨人以外の球団は地域への方向性を強める流れになってきました。
それでも、ヤクルトと西武は頑なに地元志向に向かいませんでしたが
ようやく折れる日が来ました。

多分、「地域密着」という言葉が最近流行っているのと
ロッテが「地域密着」効果で何かいい感じに見えたのが理由なんでしょう。
でも、「地域密着が成功してるような」ロッテでさえ明日は不透明なのです。
地域密着で球団の利益がちょびっとでも上がるのなら、やらないよりはマシですが
たとえどんなに地域密着しようが、各球団の将来は巨人戦中継の今後に左右されてしまいます。
結局、巨人以外の球団は巨人戦中継の安泰をひたすら祈る他なく
せめて自分でできるのは地域密着策くらいなのです。
なので、地域密着策は喜ばしいことというより
各球団の無力さの表れだと僕は感じてしまいます。


あと、球団のえらい人はちゃんと地域密着の意味がわかってるのかな?
球団名に地域名を入れることが地域密着なんじゃないよ。
地元に還元するから、地域密着なんだよ。
posted by 21 at 23:31| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月17日

TBSも巨人戦削減

みの年明け手術、「朝ズバッ!」代役なし
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-051217-0002.html (ニッカン)
 [記事本文]
(最後の一文のみ)
来季の巨人戦放送数を減らす意向も表明した。


ぜひソース元を見て頂きたいのですが、
最後の一文にさらっと書かれています。
あっさりし過ぎです。

やはり、TBSも減らしてきました。
あと正式表明していないのはフジです。
今年の視聴率三冠王の浮かれムードの会見上で
ポロッと巨人戦中継について、
ついでのように何か言うかもしれません。
あな恐ろしや。
posted by 21 at 14:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月16日

仰木元監督逝去がトップニュース!?

今朝寝ぼけ眼でめざましテレビを見たら、
7:02の時点で、仰木元オリックス監督が画面に出ていたので
「何だろう?」と思ったら、お亡くなりになっていました。
ついこの間まで現役の監督だったのでびっくりしましたが、
もう一つびっくりしたことがあります。

7:02の時点でのニュースということは、これが今朝のトップニュース?

名選手と関わった人気スポーツの元監督の逝去が
もうちょっと後の一般ニュースで取り上げられたり、
スポーツニュースのトップで取り上げられたりするのは
すごく妥当だと思います。
しかし、野球ファンでなくてもショッキングなニュースとはいえ、
一スポーツ界の元監督の逝去が一般ニュースのトップとはいかがなもんでしょうか。
今日のトップは、偽装建築関連か東証の基金設立であるべきだと思うのですが。
(あと、みずほ誤発注関連と松下の暖房器具の報道少なすぎ)

ワイドショーならともかく、一応報道番組を名乗る番組が
一球界人の死を社会問題より騒ぐのは
ただの「プロ野球の宣伝(防衛活動)」でしょう。
めざましテレビは数ある報道番組(?)でも、
普段プロ野球に対してかなり冷淡なので、余計驚きました。
posted by 21 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月15日

お気に入りリンク追加

以下のサイトをリンクに追加しました。

・プロ野球斜め読みな視点(WBCなど)
・New Opinion
・スポーツマーケティング基礎調査


各リンクについての説明は次のブログ記事をご覧下さい。
お気に入りリンク・解説
posted by 21 at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月14日

制裁発動キターー!のか?

来年のオープン戦の日程が発表されました。
 NPB公式・2006年度オープン戦日程

以前、巨人の清武代表は
「WBCの辞退選手が多い球団とはオープン戦を組まない。」
と脅しを入れてました。
WBCについて巨人球団代表がコメントしてた
上記のオープン戦日程を見ると、
WBC辞退者多数の中日は巨人とのオープン戦無し!
制裁キターーーー!
と思ったら、
同じく辞退者多数の阪神は巨人とオープン戦やるみたい。
どういうこっちゃ?

で、日程をよく見ると中日以外にも巨人と対戦しない球団があって
それはロッテ。
何でだろう?
中日やロッテが巨人とやらないのは、単に日程か何かの問題なのでしょうか?
僕はプロ野球の興行の中身の知識はあんまり無いので、よくわかりません。

WBC辞退はオープン戦の日程には関係ないのかな?
よく考えたら、清武代表は
「WBC出ないなら、オープン戦組まないと実行委員会で決議するかもよ。」と
言ってただけで、実際に決議したわけではないですしね。

とにかく、裏事情が僕には推測できません。
何かご存知の方は是非ご一報下さい。
posted by 21 at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月13日

巨人戦中継衰退の真の恐怖 その4

前回:巨人戦中継衰退の真の恐怖 その3
 前回までの内容
巨人戦中継がゴールデンから撤退すると
マスコミ露出が減り、下げ幅はわからないが
とにかくプロ野球の認知度が下がる。
(↑今回はお話風でない、普通の前回までの内容の紹介です。)


巨人戦中継ゴールデン帯撤退で
プロ野球の認知度が下がるのは確実なのに、
このことをファンどころか
真面目な球界問題評論家でさえ
見落としています。


例えば、
「ある球団は球団単体では赤字だが
MLBのように自治体が親会社に球場運営も任せれば、
球団と球場で合わせて黒字になる。
これなら、巨人戦中継の放映権料がなくても大丈夫。」と
主張する評論家がいます。
でも、これにはあくまで今くらいの野球人気が続くという前提が
必要なのです。

人気の無い競技には、どんなビジネスモデルを持ってこようが
徒労に終わります。
巨人戦中心の「収入体制」の弊害を説く評論家はいても、
巨人戦による「露出の多さ」による弊害を説く
評論家がいないのは問題です。


 最後に
どんなプロスポーツでも運営においては、
TV中継への依存は重要なものです。
たとえ深夜の録画中継でも、
そのスポーツの関係者やファンにとっては
ありがたいことです。
しかし、プロ野球はマスコミに過剰に依存し過ぎています。

よく「プロ野球は巨人依存だから問題だ。」と言いますが、
「巨人依存」という言葉は、問題の本質をぼかしていると思います。
「巨人依存」だから問題というより、
「マスコミへの過剰依存」が問題と言うべきなのです。
そして、マスコミが昨今のプロ野球問題を口にするときでも
マスコミ自身が「マスコミ依存が問題」などと言うはずがありません。

よって、この問題はマスコミの言説を鵜呑みにするのでなく、
自分自身で検討しない限り認識されません。
そして、このような問題がファンの間で認識されないのは
プロ野球ファンのメディアリテラシーが相当低いということを
示していると思います。
posted by 21 at 18:55| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月11日

巨人戦中継衰退の真の恐怖 その3

前回 巨人戦中継衰退の真の恐怖 その2

前回までのあらすじ
「もう俺達、潮時だと思うんだ。」
TV局はプロ野球に切り出した。
今TV局君に見放されたら…
規模が小さくなってみんなに忘れられるし
パトロンから赤字を補填してもらえなくなっちゃう…
「お願い、私のこと見捨てないで!」
二人の恋の行方は…?


前回までは、「巨人戦中継のゴールデン帯放送がなくなるとどうなるの」を
書いてきました。
でも、僕の主張には反論の余地があるのでそれについて。

<認知がどれだけ下がるかはわからない>
「巨人戦中継のゴールデン帯放送」がなくなると
プロ野球のマスコミ露出が減ります。
これは確実です。
ので、一般層の認知が下がることは間違いないのですが、
じゃあ、どれだけ下がるかというと、これは誰にもわからない。
僕はかなり認知が下がると予想していますが、特に明白な根拠はなく
実際にはほとんど下がらないかもしれない。
逆に自分の予想を超えるくらい急激に下がる可能性もあります。
今のマスコミによるプロ野球煽りがどれほどの効果をもたらしているか
誰にもはっきりとはわからないのです。
僕のようにかなり認知が下がると思っている人は、
「不明瞭な常識」に基づいて発言しています。
(そして、定性的で不明瞭な常識が
 くつがえされることはしばしばある。)
とりあえず、「かなり下がる」と考えるのは、
同様に考える人がいっぱいいることから
自然な発想であることは記しておきます。

また、プロ野球の認知度は球界関係者の努力に依る分もあります。
正しい広報の努力がなされれば、認知度の低下の進行を妨げることができます。


今回の話をまとめると、
「巨人戦中継がゴールデンから撤退すると
 マスコミ露出が減り、下げ幅はわからないが
 とにかくプロ野球の認知度が下がる。」
ということです。

次の「巨人戦中継衰退の真の恐怖 その4」でこの話を終わりにする予定です。
posted by 21 at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月10日

裏切り者に制裁を?

一日遅れです。

イチロー、井口ら29選手!松井秀は返事を保留
WBCアジア予選日本代表メンバー発表

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/05season/column/200512/at00006956.html (スポーツナビ)
 [記事本文]
野球の“真の世界一”を決定する「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」のアジア予選(アサヒスーパードライ プレゼンツ 2006 WORLD BASEBALL CLASSIC アジアラウンド)に出場する日本代表メンバー29人が9日、発表された。日本代表の王貞治監督が一人ずつ名前を読み上げ、米大リーグに所属する選手からはシアトル・マリナーズのイチロー外野手のほか、シカゴ・ホワイトソックスの井口資仁内野手、サンディエゴ・パドレスの大塚晶則投手の3選手が選ばれた。注目されたニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手は返事を保留し、代表選手のリストに入らなかったが、王監督は「(アメリカでの本戦には)100パーセント出てくれるものだと思っている」と期待を寄せた。

 また、渡辺俊介投手や里崎智也捕手ら今シーズン日本一に輝いた千葉ロッテマリーンズから、8選手が選出された。(以下、省略)


案の定、阪神と中日は辞退者多数のもよう。
戦力的に考えて、一選手ずつってありえません。
こりゃ、阪神と中日は巨人とオープン戦組めないでしょうね。
清武代表の言ってた制裁発動です。
WBCについて巨人球団代表がコメントしてた

今日はサッカーW杯の対戦国決定があったので、
週末のスポーツニュースでは、WBCのメンバー決定がかすみそうです。
ちょっと間が悪いかも。

「巨人戦中継衰退の恐怖 その3」は明日書きます。
posted by 21 at 22:38| Comment(0) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月08日

巨人戦中継衰退の真の恐怖 その2

前回 巨人戦中継衰退の真の恐怖 その1
  前回までのあらすじ
TV局が巨人戦中継から撤退すると、
なんとプロ野球の露出は激減してしまうのであった!
どうする、プロ野球!?
がんばれ、プロ野球!!


マスコミがプロ野球に足を突っ込み過ぎていることなどから
前回の話は単純化しすぎたきらいがありますが、
大まかな流れは合っていると思うので、話を先に進めます。

さて、マスコミ露出が減るとどうなるでしょうか?

(1)一般層へのアピールが難しくなる
あなたは現在のプロ野球球団の名前を全て言えますか?
これはプロ野球ファンじゃない人でも
答えられる人が多いと思います。
(少なくとも昭和生まれの年代以上なら、答えられると思う)
何気ないですが、これってかなりすごいことです。
例えば、J1のクラブを全部言えますか?
Vリーグのチームを全部言えますか?
何かのスポーツの中でトップを走る選手・チームは知っていても
その他の主要な選手・チームを、ファン以外が知っていることは稀です。
それくらい、プロ野球のマスコミ露出は群を抜いている。

マスコミ露出が減ると、こういうのがなくなってきます。
そして、一般層やファンがごっそり抜けることが考えられます。
まず、一般層の認知が減れば、煽られてプロ野球を応援する人は減ります。
ファンを自認する人でも、
今はTVをつければ無料でやってるからファンだという
ライトな人もいるでしょう。
ライトなファンが、マスコミ露出が減り
お金を出さないと情報が手に入らない時代になっても
ファンでいてくれるとは限りません。
そして、こういうライトなファンが
他のスポーツより圧倒的に多い気がするだけに、
「ファンの大量離脱」が有り得ると思います。


また、子どもの世代に深刻な影響が出てくることも、考えられます。
球団・選手がわからないどころか、
複雑な基本ルールも覚えてもらえなくなるかもしれません。
そうすると、ファンが減るだけでなく、競技人口も減少します。
これは野球のレベル低下にもつながります。
まあ、子どもたちへのアピールは、野球界全体という視点で考えれば
イチローや松井のように、メジャーでの成功者がいるうちは大丈夫かもしれませんが。


(2)親会社が抜け始める
一般層への露出が減るだけなら、まだ何とかなるかもしれません。
仕組みや成り立ちが違うので単純比較はできませんが、
例えば、Jリーグは立ち上げ時のブームから一転
ゴールデン撤退に見舞われマスコミ露出が激減しましたが、
努力の末、今ではプロスポーツリーグのお手本と
言われるまでになりました。

Jリーグは一般層の認知がいまいちでも
やっていける仕組みを作りだしました。
しかし、プロ野球は違います。
プロ野球の場合は一般層の認知の高さこそが
親会社が球団を持つ理由だからです。

ほとんど巨人戦の放映権料が入らないパリーグの球団の多くは
数十億の赤字を出し、赤字は親会社が補填しています。
数十億も補填してくれる理由は、
プロ野球のマスコミ露出が多く、一般層への認知度が高いからです。
例えば、スポーツコーナーでプロ野球の結果速報では
「ロッテ対日本ハムは…」のように親会社の名前を連呼してくれます。
また、プロ野球球団を持つことは全国的知名度や企業の信頼度を高くすることは
オリックスなんかがよく代表例として挙げられるところです。
2004年の新規参入もこれがなければ、起こらなかったでしょう。
(なので、一部を除いた親会社にとっては
「これからは地域密着!」という世論に対して
 本音ではとんでもないと感じてると思います。)

マスコミ露出が減り、一般層の認知が低くなると
親会社が多額の赤字を補填する理由がなくなります。

親会社が一斉に球団を潰して、プロ野球滅亡…
というのは、世間の評判や球場使用契約などがあるので
妄想に過ぎないでしょうが、
今の親会社が球団を捨てて
それを地元企業が連合して買い取るというのは
有り得ると考えています。
(ダイエー→ソフトバンクのときの地元の反応を見ると)
しかし、地元企業連合では球団を支える体力がそこまで無いので
かなり小規模な、それこそ規模、知名度ともに社会人野球レベルの
プロ野球になると思います。
親会社が持ち続けるにしても、今と同じ規模の赤字を補填し続けるでしょうか?

現在のプロ野球は規模が大きいからこそ、
観戦者の多い娯楽となり、目指す子どもたちもいる。。
今よりもはるかに小規模なプロ野球を見たい人が大勢いるかどうか。
今よりもはるかに小規模なプロ野球に行きたいと思う子どもたちがいるかどうか。
他スポーツに流れるんじゃないかな?
(競技人口に関しては、サッカーの一人勝ちになるでしょう。
 観戦者に関しては他のスポーツというより、
 他の娯楽に流れると思います。)
そして、さらに小規模になりいつの間にかフェイドアウト…
みんなが知らない間にプロ野球が消滅…

絶対ありえないと、あなたは主張できますか?


今日は脅迫めいたことばかり書きました。
「巨人戦中継衰退の恐怖 その3」は、ここまでの暗い主張に対するフォローです。
posted by 21 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月07日

ねばる巨人

「焦る巨人」、「もがく巨人」などの記事タイトルも考えましたが
結局、「ねばる巨人」にしました。

巨人、野球塾開校へ 公開練習に300人
http://www.sankei.co.jp/news/051204/spo066.htm (サンケイスポーツ)
 [記事本文]
巨人が4日、来春開校予定の「ジャイアンツ・アカデミー」の公開練習を東京都内の小学校で行い、児童や保護者ら約300人が参加した。

 未就学児と小学生を対象にし、技術、体力の向上、人間形成が目的。児童には元巨人コーチを中心に投球、捕球などの基本を丁寧に指導し、保護者にはアカデミーの理念や独自に開発したカリキュラムの説明を行った。

 来年4月に開校し、東京都江東区内で年間38回程度の授業を行う予定。本格的な野球塾を開校して競技人口の底辺拡大を目指す。清武英利球団代表は「サッカーを意識している。いずれは全国にアカデミーを展開していきたい」と語った。(記事終わり)


12月4日にこんな記事が出てたようです。
見逃していました。

読売は、アジアシリーズを開いたり、女性向けサイトを作ったりと
様々な方策を打っています。
「巨人=殿様商売」というのが従来のイメージでしたが、
巨人戦視聴率低下や観客動員数が1位から転落などで
さすがに焦っているようです。

清武代表はJリーグ運営の人に相談したりしているようなので、
巨人野球塾はJから思いついたアイディアなんでしょう。
但し、プロ野球の場合には甲子園利権やドラフトを何とかしないと
巨人にとってはユースを作ってもしょうがないのですが…。
まあ、純粋に野球の普及という点では意味がありますけど。
(効果は小さいけど。)

巨人アカデミーは全国展開の予定だそうです。
Jに学んでいるわりには、
巨人は地域密着ではなく全国展開で行くと
清武代表は明言しています。
(実際、今年は東京ドームでの試合を減らして
 地方をまわる「新幹線シリーズ」を実施)
かつてほどでなくても
ゴールデン帯中継が成り立つくらいの
全国的巨人人気を狙っているのでしょう。

その一方で、読売は特に巨人のためにならない
アジアシリーズを主催しました。
これは、プロ野球人気回復のため?

読売は、巨人とプロ野球の復活の二本立てを狙っているように見えます。
「ナベツネほど球界の将来を考えている人はいない。」
という意見もありますが、本当にそうなのかもしれません。
読売の利益のために巨人を最優先にするという条件下で、
真剣にプロ野球の将来を考えているのかもとも思います。
(実際、ナベツネはMLBの仕組みに関してとか
 プロ野球の方向を自由主義的にすべきでそのための策とか
 理由を持って独自の主張をしています。
 主張が正しいかは別にして。)

ただ、「読売の利益を最優先」にしている限りは
プロ野球は今のように歪んだままです。
ナベツネが読売のことを最優先するのは当たり前のことです。
読売グループのトップですから。
なので、プロ野球の歪みを正すには
読売新聞社に退場してもらわないといけません。

だから、「ねばる巨人」というのは
球界の正常化のためには、あまりよいニュースともいえないのです。
(でも、本当に退場してしまうとマスコミ露出が少なくなる。ジリ貧です。)

「巨人戦中継衰退の真の恐怖 その2」は明日書きます。
posted by 21 at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月06日

巨人戦中継衰退の真の恐怖 その1

受け売りの多い内容になってしまいますが、
大切なことであるうえに
気づいて無い人がたくさんいるようなので書きます。


近年、巨人戦の視聴率は超低迷しており、
現在、TV局は巨人戦中継から手を引いていく流れになっています。
そして、巨人戦が衰退すると放映権料収入が減って
セの球団の経営が苦しくなることは、ご存知の方も多いと思います。
(よく知らない方は→プロ野球の視聴率を語るblog 初心者の部屋
 また、上記サイトでは
 ・巨人じゃなくて阪神やパ・リーグを流せば?
 ・巨人が強くなれば視聴率は回復する      etc
 といったよくある反論についても、きっちり論破しています。)
巨人戦中継ゴールデン撤退は、近未来に間違いなく起こるだろうので、
広島が潰れるのは時間の問題でしょうし
横浜やヤクルトも相当危ないです。
でも、巨人戦中継が衰退したときに、
セリーグの数球団が潰れるだけで終わりなら
こんなハッピーなことはないと思います。

僕は、巨人戦中継衰退の本当の恐ろしさは
放映権料収入減額によって数球団が潰れるかも
というところではないと考えています。


では、一体何が恐ろしいのか?
順序立てて考えてみましょう。

TV局がゴールデン帯から巨人戦を追放し始める

巨人戦中継をするからこそ多く扱っていた野球報道が激減
TVニュースのスポーツコーナーでのプロ野球を扱う時間激減
新聞のスポーツ欄でのプロ野球に割くページが激減

世間の野球への認知度が低くなる

野球ファンや野球人口が減る

「プロ野球っていつやってるの?」
「お父さん、野球って何?」

野球という競技自体が衰退

鍵は「巨人戦中継をするからこそ多く扱っていた野球報道が激減」というところです。

巨人戦はTV局にとっておいしいコンテンツでした。
凝った企画を練らずとも、高視聴率を稼げたからです。
だからこそ、TV局はスポーツニュースなどでプロ野球を重点的に取り上げ
さらに巨人戦の視聴率を集めようしました。
この作戦は成功し、
TVだけでなく新聞やラジオなどマスコミはプロ野球を「煽り」、
ニュースや記事の中にプロ野球の内容を多くすることで
より大衆の支持を集めボロ儲けしてきました。

プロ野球への「煽り」は今でも行われていて、
例えば
・オフシーズンには他のスポーツを取り上げればいいのに、
 銭闘を取り上げる
・脈絡もなくプロ野球選手の美談を取り上げる
・今年で言えば、阪神優勝のニュースを
 緊急ニュースでもないのにテロップで流したり、
 ニュース番組のトップニュースとして取り上げる
 (本来、スポーツコーナーの中の冒頭のみで取り上げられるべき)

このようにして、プロ野球は自身が広報に努めなくても
マスコミが勝手にプロ野球を宣伝してくれていたのです。



では、TV局がゴールデン帯の巨人戦中継から撤退したらどうなるでしょうか?

中継をしないのだから、もう「煽る」必要はありませんよね。
マスコミのプロ野球報道がぐっと減ることが予想されます。
一球団の優勝がテロップで流れるようなことは、なくなるでしょう。
こうして、プロ野球の宣伝量が激減し、一般層へのアピールがかなり難しくなります。
そして、これこそが巨人戦中継衰退の真の恐怖なのです。


上記内容について反論もあると思いますが、今日はここまで。
続きは多分明日。
なんか、今日は受け売りの部分ばっかになってしまった…。
posted by 21 at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月04日

2005年11月の検索ワード

「自分以外の他の人たちが何に関心を持っているのか?」
ということは、誰しも興味があることだと思います。
そして、検索ワードは何に関心を持っているかの表れだと言えるでしょう。

Seesaaブログのアクセス解析では、
どんな検索ワードで自分のブログにたどり着いたのかを
知ることができます。
そこで、2005年11月に検索によりこのブログに行き着いた中で
どのような検索ワードがあったかを紹介します。

(ちなみにSeesaaのアクセス解析では、
 トラックバック、コメント書き込みも含めて
 アクセス者のホストはわかりません。
 なので、接続元を知られたくない方もご安心を。
 ただし、トラックバック、コメント書き込みで
 IPは残ります。)


 2005年11月 検索ワード
期間   :2005年11月7日〜11月30日
検索数合計:93件

 1位 WBC関連 44件
 内訳
WBC 中日(類似含む)…15件
WBC        … 8件
WBC 出場選手 … 5件
WBC 固辞 … 4件
WBC 放映権 … 3件
WBC 清武代表 … 2件
WBC 読売新聞 … 2件
その他 … 5件

実に47.3%をWBC関連が占めました。
一時は検索でこのブログにアクセスする人は
WBC関連の人ばかりでした。
このブログも記事数が増えて、他の検索ワードも増えてきましたが
12月に入った今でも、WBC関連でこのブログを訪れる人は毎日います。
WBCへの関心の高さがわかります。


 2位 第18回BBサンタクロースチャリティゴルフ 7件
僕はプロ野球選手出場のゴルフに関しては一言も書いてないのですが、
11月24日のコメント欄に検索エンジンが反応したようです。


 3位 アジアシリーズ 視聴率 6件
11月14日にアジアシリーズの視聴率をまとめて書いたので、
検索した方々には満足して頂けたのではないのでしょうか。
ちなみに、野球中継の視聴率を知りたい方は
プロ野球の視聴率を語るblogを登録すると便利です。

その他の主なものを下記にまとめます。

巨人戦放映権関連…5件
村上ファンド関連…5件 「既得権益の亡者」という検索ワードもありました。
ナベツネ    …3件
日テレ関連   …3件
広瀬一郎    …3件
アンチプロ野球 …2件
テレビ朝日   …2件


[面白検索ワード]
 放映権料 巨人戦 予想 来年(巨人戦放映権関連) 1件
僕も知りたいです。

 放映権表 プロ野球(巨人戦放映権関連) 1件
こんな便利な物がネット上に落ちてたら、世の中苦労しませんw

 野球 人気低下 してない 1件
人気低下を信じたくない野球ファンが検索したんだろうか?
だとしたら、このブログを見て傷ついたかも。
でも、現実は認めなきゃしょうがないことです。
と言っても、まだまだ人気は高いと思いますけどね。
(もっとも、本当に問題なのは
 野球界全体の人気低下より巨人の人気低下)

 MLB 上場 1件
???

 セックスの仕方 1件 
11月9日にビートたけしについてふれたときに書いたワードですね。
 
 上原多香子   1件 
何で引っかかったのかわからない検索ワード。
上原多香子のことは一度も書いたことないんですがw


上原多香子とセックスの仕方で検索した人は
何でこのブログを開く気になったんだろう?

それと、今気づいたけど、上記のように書いちゃったから
今日から「上原多香子 セックス」で検索すると
このブログが当たってしまうんだろうね…。
卑猥ですいません…。

(追記 12月5日23:08)
今日アクセス解析見たら、「上原多香子」で検索してる人が二人いました。
何も早速試さなくても…。
あと、「上原多香子 セックス」で検索しても上位には来ないみたいです。
posted by 21 at 14:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 先月の検索ワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月03日

二重株保有問題、あとホリエモン

巨人渡辺会長「フジサンケイ恥を知れ!」
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-051202-0004.html (ニッカンスポーツ)
[記事本文]
巨人渡辺恒雄球団会長(79)が1日、都内でヤクルト、横浜の球団株を保有するフジサンケイグループに対して「恥を知れと言いたいね」と痛烈に批判した。前日11月30日、楽天、TBSの経営統合問題が、ひとまず和解。しかし同会長は「問題だね」と野球協約に抵触する問題点は改善されていないことを指摘。さらにTBSから連絡が入ったとした上で「(両者の協議が)3月までだから、まあ簡単に言えば見逃してくれ、ということだよ」と明かした。

 しかし「その前にサンケイの問題があるだろう。ちゃんと処理してもらわないといかんね」と矛先を転換。先日、両球団どちらかの株を手放すことを根来コミッショナーが要求したにもかかわらず、継続保有の姿勢を示したフジテレビをけん制した。さらに不満を募らせていたのか、「散々ホリエモン退治やってだね。フジサンケイグループのために一生懸命やったんだよ。マスコミの仲間として守るためだろう」と険しい表情のまま車に乗り込んだ。(記事終わり)


 二重株保有問題
楽天の方はTBSとの和解が進みそうなので
解決しそうですが、(実質的には楽天の撤退?)
フジとニッポン放送の横浜とヤクルトは、相変わらず。
一時期のUSENがフジの横浜株を買うとかいう噂はいずこへ?
でも、金がかかるうえに斜陽にあるプロ野球にかかわりたい企業は
そう簡単には出てこないでしょう。

ということで、フジも簡単には球団株は売れないだろうし、
今まで二重保有でも問題なくやってきたし
別に解決しないだろうと考えています。
( 追記 12月4日12:03
 上記の青字の部分について、訂正のつっこみあり。
 詳しくはコメント欄を。)

 ホリエモン
あと、ナベツネは最後に「ホリエモン退治はマスコミの仲間を守るため」
とか言ってますけど、それは一番の理由ではないでしょう。
マスコミはズブズブなので違う社同士でも
ある程度仲間感はあるとは思いますが、
ホリエモン退治に関しては、マスコミの保守なんかより
フジとナベツネの利害が一致したのが一番大きいはずです。


ナベツネにとってホリエモンは政敵です。
自民党の古い感じの人たちへの影響力を持つナベツネにとって
小泉政権関係者に近づくホリエモンは邪魔者です。
そういえば、ホリエモンが広島カープを買うために
自民党関係者に根回ししているという噂が10月か11月くらいにありましたが、
これに対してナベツネは
「その話が仮に本当でも、一度新規参入審査でNOと言いわたした人物に
 球団は持たさん。」
と言ってました。
(もちろん、本音は球界にホリエモンを関わらせたくないだけ。)
もし、放映権料収入減額で来年広島が潰れそうになったとき
ライブドアが広島救済に手を挙げたら、ナベツネはどうするんだろう?

ナベツネはいっそ広島を潰してしまおうとするでしょうが、
メディアが騒いで、世論も堀江支持に傾くだろうなあ。
球界問題観察日記としては、見てみたい状況です。
posted by 21 at 23:36| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。